レベルの高い接客と重い責任が求められる外資系ブランド

スタッフに求められる高いレベルの接客

日本の接客は世界にも誇れるほど水準が高いと言われていますが、日本国内に店舗展開している外資系企業、特にアパレルの分野の接客は、日本のそれとは異なるものを求められる傾向があります。

高いレベルであることは共通しているものの、その質が違うと言ったらわかりやすいでしょうか、海外のブランドならではの特徴があるのです。

質の高い接客とは、ただ単に声を大きく出すことや、訪れたお客さんに対して過剰に褒め称えることではありません。
日本ではむしろこのような接客を求められますが、海外のブランド、特にハイブランドと表現されるようなカテゴリの企業では、スタッフ自身の見た目や立ち居振る舞い、商品に対する知識などのレベルが非常に高く、日本のブランド以上に体も頭も使わなければ、それをこなすことはできないのです。

お客さんが尋ねたことには的確に答え、商品情報を間違いなく提供することができますし、何度も訪れたお客さんの顔と名前を覚えているスタッフも少なくありません。
それをすべてのスタッフができることが当たり前であり、また、スタッフは一切の主張をしてこないのも外資系ブランドの特徴と言えるでしょう。

外資系で働く人が要求される能力とは

語学力と言うと、日本人はすぐに英語を思い浮かべるはず。
もちろん、これも扱えるに越したことはありません。
しかし、日本を訪れる観光客などはアジア系が多く、中国語や韓国語などを扱えれば、より重宝されるでしょう。

これは店舗スタッフにももちろん言えることですが、それ以外の職種にも同様の語学力が求められる傾向があります。
バイヤー、マーチャンダイザー、マーケティング職、その他管理職に就くとなれば、なおさら語学力が求められ、それを自由に扱う能力も同時に必要になってくるのです。

それに加えて、日本語も自由に扱えなければなりません。
ファストファッション系のブランドであればさほどレベルの高い国語力は必要ありませんが、ある程度のハイブランドや、できるだけ稼げる職に就きたいと考えるのであれば、頭の中にあることを日本語で自由に表現できる能力は必須。正しい日本語が扱えることも重要です。

責任感ももちろん欠かせない要素となるでしょう。
外資系は基本、自己責任。
成績が上がらないことを誰も助けてはくれませんし、成果が出せなければ収入も安定しなくなる可能性すらあります。
責任感とは顧客に対するものもそうですが、自分の仕事に対する責任感も持っていなければいけないのです。

日本系のブランドよりもずっと求められるものが多く、そのレベルが高い、これだけは間違いないでしょう。

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